H.28.10.10
高円宮杯U-15宮崎県予選決勝(UMK杯)の視察をしてきました。
戦評
中学年代の宮崎県一を決める大会、この中から来年再来年の国体選手が多く輩出さ
れる。決勝は昨日、冷たい雨の中接戦の準決勝でセントラルを破った日章学園と宮崎日大に競り勝ったセレソン都城の対戦だった。
お互い4-4-2のダブルボランチとオーソドックスなシステムでスタート。個人の能力を活かす花房、中山両監督の意図が見える立ち上がりであった。
両チームともリスクを冒さない慎重なゲームで始まり、縦に速いプレーで相手ゴール前に迫る序盤であった。
試合が動いたのは前半21分。⑩鈴木のスルーパスに抜け出した⑨東がGKをかわして左足でゴール。1-0とする。
セレソンも中盤の⑦古屋鋪㉔野田からの縦パスに⑨福留⑲半代のツートップが走るも日章③後藤④児玉のCBコンビが冷静に対応し得点を許さない。中盤が落ち着いた日章がやや有利にゲームを進め前半終了。
後半に入るとセレソンが攻勢に出る。DFの裏にボールを入れ日章のラインを下げ、そこからミドルシュート、バイタルエリアに侵入しシュートを打つが日章GK①川野に阻まれる。
日章は自陣での対応に追われるがカウンターを上手く使った攻撃でフィニッシュにまで持っていく。前がかりになったセレソンの裏を突き28分⑥小林のスルーパスから⑩鈴木、32分⑨東のシュートをGKが弾いたところを⑪越山が詰めて3-0とし勝負を決めた。
日章学園は月末に行われる九州大会に出場します。九州で3枚しかない全国大会への切符ですが、良い準備をして勝ち取ってほしいです。
日章、セレソンともに下級生にもいい選手がいます。U-14九州トレセンに選ばれたセレソン㉔野田選手、九トレで得点を重ねた⑲半代選手。日章⑲木脇選手、㉔山口選手等楽しみな選手がたくさんいました。花房監督、中山監督の指導の下更なるレベルアップが期待されます。
もっとたくさんの方々に観戦していただきたかったです。そのためにはまだまだ情宣活動が足りません。反省しています。